朝からマンションの理事会に出席し、午後は仕事。
夕方から時間ができたので、地下に潜伏することにしました。
19時過ぎ、闇夜に煌々と光る建物に到着。
ここが本日潜伏する地下世界の入口なのです。
建物に入って先へと進んでいきます。
コンクリブロックと左右対称性が織りなす無機質な空間。
映画「CUBE」的な気持ち悪さを少し感じます。
やがて光量が減り、目の前にあらわれるのは・・・
うぁ・・・地下世界への階段。果てが見えない・・・
もともと殺風景なことに加え、この空間にいる人間は僕独り。
どこか異次元への通路と言われても不思議じゃない雰囲気。
まるで「バイオハザード」か「メタルギアソリッド」の世界。
5段毎のパターン化されたステップを踏んでいくうち、
まるで自分が機械化していくような感覚を覚えます。
下るにつれて温度は下がり、代わりに湿気が上がっていく。
ほとんど精神活動が停止しかけた頃、ようやく最下段を踏む。
そこで闖入者を待っていたのは・・・
え、え、駅ぃぃぃ!?こんな地底の果てに、駅ですよ!
こちら、群馬県みなかみ町にあるJR上越線「土合駅」。
下りホームが地下70mを貫く新清水トンネル内にあり、
先ほどの写真にあった462段の階段で下るしかないため、
列車発車の10分前には改札に入らないと間に合わないそう。
ただし駅舎(先ほどの建物)が標高で654m近くあるそうなので、
そこから70m、462段下ったこの地下ホームでさえ標高は583m。
高いのか、低いのか、とにかくトンでもない駅ですな(苦笑)
ここを通る列車は、あと1時間後に最終を残すのみ。
当然、先ほどの階段にもこのホーム上にも人の気配は皆無。
命さえ感じられないほどの冷気と無機感です。
さて、下がって来たところから帰るには上がるしかありません。
先ほどの階段へと再び向かいます。そこから見えるのは、
いや、これはアカンやろ(苦笑)先が見えんがな!
一瞬ため息が出ましたが、ホームでうろうろしていて
時刻表にない列車が突然通ったりしたら発狂しそうなので
覚悟を決めて登り始めました。
写真では見えにくいですが、一段いち段に数字が・・・
地下ホームの改装をした際、
資材運搬用に通したモノレールの軌道跡だそうで。
現在は軌道自体は既に撤去済でありスペースだけ残ってます。
このスペース、エスカレーターでもできんかな?
山間の地下を掘って作ったトンネルと駅なので、
相当量の湧水が発生しているようです。
この流水音がトンネル内に反響して、
トランスミュージックのような状態になってます。
約10分後、ようやく最上段が見えてきました・・・
つ、着いた・・・後ろは見たくないぞ絶対に見ない!
なおこの駅、地下深いのは下りホームだけ。上りホームは、
改札を超えてすぐ先にある出口から駅舎を出たところ、
つまり地上1階にあります。何この扱いの違い(苦笑)
1時間半ほど散策して、再び東京へ。
関越道をひたすら南下し、22時過ぎには帰京しました。
東京から夕方出かけて夜には帰ってこられる場所に
こんな秘境というか異次元が存在することがスゴイな。
なお帰京の道中に総走行距離が5,000kmに到達しました。
前車は年1万kmペース、しかもこのクルマ、納車してまだ40日強。
まぁロング連発は最初のうちだけで、やがて落ち着きますが、
それでもかなりハイペースで走っています。
次はどこを探検しようかな。