各種マスコミは、この事故の続報でもちきりです。
どうやら今回の事故、
数々の悪条件が1点に集まってしまったことによる、
必然的な事故であることが分かってきました。
事故が起こった時間帯、
次の尼崎駅には1時間で53本の列車が入線する、
超を超えた過密状態のダイヤ。
にも関わらず、運行管理装置は数世代前のもの。
さらに、もともと単線だったところを複線化したため、
半径の小さい過酷なカーブになっていた。
(つまり、恒常的に危険をはらんだ物理的環境)
ダイヤ設定にはほとんど余裕がない上に、
列車が遅れると異常なまでに厳しい処分が科される。
そのため、この路線ではギリギリまで加速&ギリギリでブレーキング、
というレーシング並みの運転が必須だったとのこと。
(日常の運行からして、既に相当な綱渡り状態)
そんな環境下、事故当日のその列車は、
若い運転手のミスで手前の伊丹駅で大きくオーバーラン。
バックしたりして定刻から遅れてしまった。
かつて何度か運転ミスで処分を受けていた彼は、
もう後がない、と焦ってしまったはず。
その結果、カーブ手前のブレーキングが遅れてしまい、
制限速度70kmを大幅に上回る速度でカーブに突入。
そこで急ブレーキを発動してしまったことで、
異常なほどの遠心力+慣性力がカーブ外側に向かって働き、
あり得ない脱線を引き起こしてしまった。
というのが、事故の全容だそうです。